なろうおすすめ「姉に悪評を立てられましたが、何故か隣国の大公に溺愛されています~自分らしく生きることがモットーです~」

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今日はなろう・カクヨムで掲載されている「姉に悪評を立てられましたが、何故か隣国の大公に溺愛されています~自分らしく生きることがモットーです~」のあらすじと感想を紹介します。

あらすじ

長女は傲慢、次女はぶりっ子、三女は悲劇のヒロイン、四女は癇癪持ち。社交界で関わりたくないと有名なエルノーチェ家の姉妹。その末っ子レティシアに転生した。

 三女によって広められた嘘の悪評を気にせず、貴族の世界にも興味を持たなかったレティシアは早期に家を出て庶民として平穏に暮らすことを夢見ていた。

 それとは対照的に長女と次女は良い縁談を手にしようと暴走する。三女は最悪すぎる姉妹の面倒を頑張ってみる健気な姿を演じ、悲劇のヒロインぶりながら王子との婚約を目論んでいた。

 レティシアは自立できる準備が整うまで三女に利用されながらも義務として社交界に出ていた。それだけなのに、いつの間にか隣国の大公に興味を持たれ、終いには溺愛されるはめになってしまう。一体何故!?

なろう小説あらすじより引用

小説情報

  • 作者:咲宮
  • ジャンル:異世界〔恋愛〕
  • ページ数:完結 381ページ 794,628文字
  • その他:角川ビーンズ文庫より書籍発売中

    イラストはあのねノネさんです。
    レティシアは思った通り芯の通った美女で、レイノルトは想像よりも色気爆発でちょっと悪そうなところがたまらないキャラデザですね~~!

    書籍には第一部 セシティスタ王国編+電子の書下ろし特典がついています。

こんな人におすすめ

なろうにはたくさんの「ざまぁ」小説がありますし、姉妹のざまぁモノも読んだことあるな、とお思いの方も多いと思います。が、あらすじを読んでわかる通り本作のポイントは、姉妹が多いこと!
よくあるざまぁではなく、登場人物が多いことで話の展開が一味変わってくるところが読み応えありました。

  • 「ざまぁ」要素が好き
  • なろう定番の「ざまぁ」には少し飽きてきた
  • 長めで読み応えのある作品が好き

感想

※一部ネタバレになる可能性がありますので、前情報なく本編を読みたい方はこちらから

姉に悪評を立てられましたが、何故か隣国の大公に溺愛されています~自分らしく生きることがモットーです~



 あらすじにあるように、本作の主人公であるレティシアは5人兄弟の末っ子。
わがまま放題な長女ベアトリス、呆れた視線で姉妹を見放す長男カルセイン、ぶりっ子で頭お花畑な次女リリアーヌ、唯一まとも?な悲劇のヒロインの三女キャサリン、そして癇癪持ちで周囲に当たり散らかす四女。
この四女が、主人公レティシアです。

いったいレティシアはこの詰んだ一家の中で、どう生き抜いていくのか。
タイトル通り、最終的には隣国の大公であるレイノルトに溺愛されていくのですが、姉妹に虐げられたレティシアが見染められて、他の姉妹が断罪!というオチではありません。
30ページ目あたりから徐々に真相が明らかになっていきます。真相を知ると、兄妹の中で一人嫌いになり、他のキャラはみんな好きになります笑

第二部 フィルナリア帝国編、第三部 結婚編と続きますが、正直に言うと二部がなかなか読むのがしんどかったです。新しい登場人物が多い&発音が似てるキャラが数名いてなかなか覚えられず……
ただ、三部はまたセシティスタに戻って家族の話が描かれるので、最後は一気に楽しく読めました。


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