「ふつつかな悪女ではございますが~雛宮蝶鼠とりかえ伝~」おすすめなろう&漫画紹介

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先日「王様のブランチ」でも紹介されていた「ふつつかな悪女ではございますが~雛宮蝶鼠とりかえ伝~」についてご紹介します。こちらは、中華風の後宮を舞台にした恋愛ファンタジー作品です。
作者は「無欲の聖女は金にときめく」「猫かぶり令嬢アリアの攻防」などを書いている中村颯希さんです。

「ふつつかな悪女ではございますが」は無料で読めるのか?完結している?アニメ化はいつ?原作ネタバレは?などまとめていきます。


「ふつつかな悪女」は完結済み?アニメ化は?

作品情報


・作者:中村 颯希
・ジャンル:異世界〔恋愛〕

あらすじ

次期皇后の座をかけて、五家の姫君たちが競い合う場所「雛宮」。
黄家の玲琳(れいりん)は、やや病弱ながらも才気に溢れ、次期皇后候補との呼び声高い美少女だったが、それを妬んだ朱家の姫・慧月によって、互いの体を入れ替えられてしまう。
慧月の卑劣な罠によって、真実を訴える言葉を封じられ、処刑にまで追い込まれる玲琳。回避しても、野ざらしの粗末な蔵に身一つで追いやられてしまう。

だが、慧月は知らなかった。

「ええと、死にかけるのはわりと日常なので問題ないのですが……それより、こんな健康な体で過ごさせていただけるのですか!?」

玲琳は「やや病弱」どころか、数日に一度倒れるほどの虚弱体質であり、それゆえ鋼のメンタルを持つ少女であったことを――!
荒野で薬草栽培はお手の物、これまで抑えていた鍛錬も存分にできる!
降って湧いた健康な体に歓喜し、「朱 慧月」としてここぞとばかりに伸び伸び過ごす玲琳。
一方これまで「朱 慧月」を蔑んできた、皇太子をはじめとする周囲は、突然様子の変わった彼女に、徐々に惹かれていき……?

入れ替わった二人の雛女の過去や、巻き込まれる周囲のお話。

https://ncode.syosetu.com/novelview/infotop/ncode/n6464gi/

書籍化について

「ふつつかな悪女」は一迅社ノベルスから全7巻まで書籍化されています。
イラストは ゆき 哉さんです。
第一巻:2020/12/28発売
第二巻:2021/6/2発売
第三巻:2021/11/2発売
第四巻:2022/4/4発売
第五巻:2022/10/4発売
第六巻:2023/4/4発売
第七巻:2023/10/3発売

コミカライズについて

コミカライズ版は尾羊英さん、キャラクター原案はゆき哉さんにて6巻まで発売されています。

第一巻:2021/6/28発売
第二巻:2021/12/27発売
第三巻:2022/6/30発売
第四巻:2022/12/28発売
第五巻:2023/6/30発売
第六巻:2023/12/28発売

アニメ化について

記事執筆現在(2024年1月)まだアニメ化は発表されていません。
しかし、ちょうど今2クール連続アニメ放送中の「薬屋のひとりごと」が大ヒットしていますので、中華風ファンタジーつながりでアニメ化の話もあるかもしれません!

「ふつつかな悪女」は無料で読める?

「小説家になろう」で連載されていた原作は2021年4月23日に公開が終了しています。
現在は「なろう」では番外編が連載されています。

【番外編】ふつつかな悪女ではございますがWeb版

コミカライズ版は、エピソード分割されて毎日少しずつなら無料で読むことができます。一気に最後まで読みたい方は購入をおすすめします。
無料で読めるサイトをいくつかご紹介します。

pixivコミック
2話のエピソードくらいまで無料で読めます。

ピッコマ
10話くらいまで無料で読めます。

LINEマンガ
アプリでは24話まで無料で読めます。



「ふつつかな悪女」コミックあらすじは?

1巻あらすじ

『殿下の胡蝶』と謳われる黄家(こうけ)の雛女(ひめ)・玲琳(れいりん)は、宮中一の嫌われ者である朱家(しゅけ)の雛女(ひめ)・慧月(けいげつ)の手にかかり、互いの身体を入れ替えられてしまった。牢に入れられ、入れ替わりの事実は話せず、己を害した罪に問われ死を目前とする玲琳(れいりん)…と、思われたが。病弱ゆえ常に“死”と隣り合わせで過ごしてきた玲琳(れいりん)は、むしろ健康な身体を手に入れたことを喜んでしまい、持ち前の鋼メンタルで次々と逆境を乗り越えていく――!?

https://ebookjapan.yahoo.co.jp/books/644371/A002637707/

2巻あらすじ

莉莉を脅迫したのが金家の女官と知るやいなや、落とし前をつけに行こうとする玲琳。しかし、自ら簪を返しに行った莉莉の前に、約束の時間になっても金家の女官・雅容は現れなかった。玲琳は豊穣の舞を披露する『中元節の儀』で、主である金 清佳を直接問い詰めることにするが――? 様々な思惑が交錯する波乱の第2巻!! 

https://ebookjapan.yahoo.co.jp/books/644371/A002821495/

3巻あらすじ

黄家の女官・冬雪に入れ替わりを気付かれた玲琳。すぐに見抜けなかったと後悔する冬雪に、玲琳は償いとして真実を口にすることを禁じる。一方、慧月は、自らが生き延びたことに違和感を抱く。病が弦音で癒えることはない。ならばそれは『呪い』ではないか――と。新たな真実が明らかになる急展開の第3巻!!

https://ebookjapan.yahoo.co.jp/books/644371/A003090351/

4巻あらすじ

―――病に倒れた皇后。その原因が朱貴妃の呪いだと気が付いた玲琳は、入れ替わりを解消すべく慧月と共に蔵へと戻る。『呪いには、呪いを。』朱貴妃がかけた呪いに蟲毒をぶつけると決め、共に刃を握った二人の前に現れたのは――! 初めての入れ替わりの結末は…!? 第一幕終結の第4巻!!

https://ebookjapan.yahoo.co.jp/books/644371/A003721198/

5巻あらすじ

―――過ぎ去りし夏、季節は秋に移り変わろうとしていた。乞巧節の事件解決後、後宮を去った朱貴妃。妃不在の朱駒宮を盛り立てるべく雛女として奮闘する慧月を、玲琳は友人として支える日々を送っていた。そんな中、はじめての外遊先となる『豊穣祭』の開催地が、朱家の治める南領に決まってしまい…。迎えた本番では、新たな『事件』と『入れ替わり』が起きて――!?第二幕「はじめての外遊編」が始動!波乱の第5巻!!

https://ebookjapan.yahoo.co.jp/books/644371/A004271827/

6巻あらすじ

慧月の代わりに誘拐された玲琳は、長兄・景行と共に邑での強制労働に励んでいた。悪女を痛めつけるべく奮闘する雲嵐だが、予想の斜め上を行く二人の暴走に手を焼く始末。そんな中、玲琳達を追って鷲官長・辰宇が邑に現れ…?次第に明らかになる邑の事情。そして雲嵐の内に秘めた思いとは―――。それぞれの思惑が交差する、急展開の第6巻!!

https://ebookjapan.yahoo.co.jp/books/644371/A004786612/

作者の他の作品

作者の中村 颯希さんは、他にもなろうで小説を公開しています。「ふつつかな悪女」は公開停止していますが、その他にもおもしろい作品がたくさんあるのでおすすめです!

無欲の聖女は金にときめく

お金大好き平民の守銭奴少年が、侯爵令嬢の美少女と体が入れ替わってしまうお話。入れ替わり系がお好きな人にはおすすめです!

猫かぶり令嬢アリアの攻防

旧タイトルは「アリアは絶対捕まらない」。絶対に捕まりたくない泥棒令嬢と、獲物は絶対に逃さない堅物騎士の、バッチバチの攻防ラブコメです。

後宮も二度目なら 〜白豚妃再来伝〜

「ふつつかな悪女」と同じく、中華風の世界観で後宮を舞台にした作品です。
かつて白豚妃と呼ばれた珠麗のお話。

貴腐人ローザは陰から愛を見守りたい

すべてをBL、つまり薔薇愛の力でのりきっていく伯爵令嬢ローザの物語。BLを求めているだけの行動がすべて裏目に(いい方に?)出る勘違いコメディタッチの作品です。

ちなみに「ふつつか」って?

最後になりますが、そういえばタイトルにもある「ふつつか」とはなんでしょう?

ふつつかとは感じで【不束】と書き、気がきかない、未熟である、行き届かないなどの様子を表す言葉です。「不束者(ふつつかもの)ですが~」「ふつつかな娘ですが~」のように身内を謙遜する際に使われたりします。

本タイトルでは、玲琳が「私なんてまだまだ悪役としては未熟ですが~」みたいな絶妙な煽りニュアンスというところでしょうか笑

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