今日はなろうで掲載されている「略奪愛をお望みで?障害はこちらでご用意しますね」のあらすじと感想を紹介します。
完結している短編作品です。
タイトル通りのざまぁ系で、結構しっかりざまぁしているのでスカッと爽快な短編が読みたい方はぜひ。
あらすじ
前世の記憶を思い出した少女は
自分の悲劇的結末を変えるため奮闘物語の強制力がヒロイン周りに働いているが
少しずつ、少しずつそれは崩れていく。愛する人と一緒になるために私に婚約解消を訴えてきたんですから
なろう小説あらすじより引用
少しは痛い目みてもらってもいいでしょう?
どうせ最後は幸せに暮らすんですから。
小説情報
- 作者:高塚 ナツヲ
- ジャンル:異世界〔恋愛〕
- 小説情報:【完結】15ページ、カクヨム・アルファポリスでも掲載
こんな人におすすめ
本編7ページに、ヒロイン視点と記念ストーリー、後日談の全15ページの作品です。(2023年10月現在)
義妹がテンプレ通りのやばめヒロインでした。ヒロイン視点パートで一瞬同情しかけたのですが、最後まで読んでやはりやばいやつ、という評価に落ち着きました。
- 「ざまぁ」でスカッとしたい
- テンプレの悪役令嬢モノが好き
- サクッと読める完結短編小説を探している
感想
※一部ネタバレになる可能性がありますので、前情報なく読みたい方はこちらから
転生者であるバーバラと、腹違いの妹ティティーナ、バーバラの婚約者エドルドを中心とした物語。
小説の知識をもとにイレギュラーな対応をとっていくバーバラが、絶妙に口が悪くてわたしは親近感があってとても好きでした。
ヒロイン視点パートを読んで、ティティーナは物事を深く考えていないだけで、意外と悪い子ではないのかな。どちらかというと父親が悪いな…と一瞬同情しかけるシーンもあったのですが、最後手紙書きまくって姉やカルロに会いに行こうとしてるシーンで「あ、こいつはやばいやつだ!」と目が覚めました。危なかった、一瞬ほだされるところだった。
後日談まで含めるとトータルではポジティブな読後感なので、気軽に読めるざまぁを求めている方はぜひ一度読んでみてください。
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