アニメ二期は!?「ティアムーン帝国物語」登場人物紹介&原作最新話ネタバレ

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今日はなろうで掲載されている「ティアムーン帝国物語 ~断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー~」を紹介します。

2023年12月現在全1,117ページの大作です。書籍化・コミカライズ、さらに2023年にはアニメ化もしている有名小説です。アニメから興味を持ってちょうど今原作を読み進めていますが、キャラが(あほ)かわいくてコミカルで文体もおもしろく、長編なのにさくさく読み進めてしまいました。

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小説情報

ティアムーン帝国物語は完結済み?

  • 作者:餅月望
  • ジャンル:異世界〔恋愛〕
  • 小説情報:連載中 1,117ページ(2023年10月現在)

「ティアムーン帝国物語 ~断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー~」は2023年12月現在、まだ完結しておらず連載中です。3日に1ページほど更新されています。
2023年に放送したアニメ自体は12話で完結となっていますが、原作のストーリーはまだ続いています。

アニメは完結?アニメ2期の制作は?

ティアムーンのアニメは全12話で完結しています。

アニメ1期では原作第一部「断頭台の姫君」が描かれ、最終回は大団円できれいなハッピーエンドで終わりました。

アニメ2期はまだ発表されていませんが、原作はそろそろ第九部か、というところまで話が進んでいますし、1期の評判も良いアニメなので続報が楽しみです!

あらすじ

コミック1巻

崩壊したティアムーン帝国で、わがまま姫と蔑まれた皇女ミーアは処刑された――はずが、目覚めた彼女は12歳の少女に逆戻り?? 第二の人生でギロチンを回避するため、帝政の建て直しを決意する。手始めに忠義に厚い下っ端メイドと、左遷されかけた優秀な文官を味方につけ、失敗した過去をやり直す日々が始まった。けれど、ミーアの本音は「我が身の安全第一」。仇敵を遠ざけ、人脈作りに励むうちに、なぜか周囲の忖度で次々と奇跡が実現!やがて、身勝手なはずの行動は大陸全土の未来を大きく変えていくのだった……。保身上等!自己中最強!小心者の元(?)ポンコツ姫が前世の記憶を使って運命に抗う、一世一代の歴史改変ファンタジー!

https://ebookjapan.yahoo.co.jp/books/599677/A002421601/

コミック2巻

「なぜこんなことに!?」ミーアは貴族の子弟が集うセントノエル学園に入学する。処刑の原因となった仇敵を遠ざけ、いつも通りの自分ファーストな魂胆で人脈作りに励むつもりであったが、なぜか近づきたくない仇敵たちから逆に好意を持たれてしまうことに……。身勝手なはずの行動が結果的に未来を大きく変えていくことになる元ポンコツ姫の運命に抗う、一世一代の歴史改変ファンタジー!

https://ebookjapan.yahoo.co.jp/books/599677/A002520350/

コミック3巻

「あっ、これダメなやつですわ!」前世の記憶をもとに恐怖しながらも仇敵と友達になったり、アベルと乗馬やダンスを楽しんだりと学園生活を謳歌するミーアはアンヌやクロエ、ティオーナとアベルのために弁当を作ることに……。料理未経験者しかいない状況に、もう失敗する絵しか思い浮かばないが、ミーアは自分ファーストな魂胆でいつも通りの奇跡を起こすことはできるのだろうか!?身勝手なはずの行動が結果的に未来を大きく変えていくことになる元ポンコツ姫の運命に抗う、一世一代の歴史改変ファンタジー!

https://ebookjapan.yahoo.co.jp/books/574394/A002597331/

コミック4巻

「わたくしのサンドイッチの話題は……?」アベルのための弁当作りは苦労人キースウッドのおかげで何とか食べられるレベルの物が完成する。迎えた剣術大会当日、今までの実力では絶対的に不利と思われていた兄との対決にアベルが勝利! 昼休みにはアベルにお弁当を渡せたのだが、なぜかそこに仇敵のシオンが来てしまい男同士の熱い会話により、お弁当の話題は吹っ飛んでしまう……。そして注目のアベルとシオンの戦いを応援するミーアの前で一進一退の攻防を繰り広げる二人、果たして勝利の神はどちらに微笑む!?身勝手なはずの行動が結果的に未来を大きく変えていくことになる元ポンコツ姫の運命に抗う、一世一代の歴史改変ファンタジー!

https://ebookjapan.yahoo.co.jp/books/574394/A002897618/

コミック5巻

「これでギロチンから1歩遠ざかりましたわ!」夏休みを利用して帝国へと帰ったミーアは連日の挨拶回りやパーティーで疲労して早くも学園に戻りたくなっていたが、帰路で感じたギロチンへの不安を打ち消すため、ルードヴィッヒとともに精力的に動くのだった。そんなミーアのもとに帝国が滅ぶ遠因を作り出した人物が訪れる。運命の分岐点の真上に立たされたことを知ったミーアは答えを導き出すことが出来るのか!?身勝手なはずの行動が結果的に未来を大きく変えていくことになる元ポンコツ姫の運命に抗う、一世一代の歴史改変ファンタジー!

https://ebookjapan.yahoo.co.jp/books/574394/A003315615/

コミック6巻

「決まってますわ。ぶっ潰しますわ!」帝国が滅ぶ遠因となるルールー族との紛争を防ぐべく静海の森へと向かったミーア。そこにはベルマン子爵からの要請で百人隊とミーアを革命の際処刑したディオンが派遣されていた。前世の記憶からディオンに恐怖を感じながらも何とか軍を退かせるため、得意のわがままを発揮するのだった。かくして投げられた賽の目の行方や如何に!?身勝手なはずの行動が結果的に未来を大きく変えていくことになる元ポンコツ姫の運命に抗う、一世一代の歴史改変ファンタジー!

https://ebookjapan.yahoo.co.jp/books/599677/A004123304/

コミック7巻

「わたくしの居場所はここではありませんもの!」 ルールー族とベルマン子爵との紛争を防いだミーアは、休憩も取らずに仇のディオンから逃げ出すために帝都へととんぼがえりをする。翌日、あきらめの悪いベルマン子爵は皇帝に静海の森の一件を報告にくる。そこでミーアは森を自身の直轄領に加える願いを皇帝にするが、そのやり取りをみたルードヴィッヒは自分がミーアのことを買いかぶっていたのかという疑念にかられてしまう。しかし、その後ベルマン子爵の名誉欲を刺激し、誰の恨みも買わずに森を保護する条件を整えたミーアにまたしても眼鏡が曇るほど心酔する…。そこにティオーナから弟への援助の依頼がもたらされるが、前世の記憶からどうにかして弟を庇護下に置くため自分ファーストムーブを始めるのだった…。身勝手なはずの行動が結果的に未来を大きく変えていくことになる元ポンコツ姫の運命に抗う、一世一代の歴史改変ファンタジー!

https://ebookjapan.yahoo.co.jp/books/574394/A004479551/

登場人物(ネタバレ含む)

ミーア・ルーナ・ティアムーン

ティアムーン帝国の皇女。前世でわがまま放題やらかして、帝国は飢饉に陥り、ミーアは革命軍の手に落ちて断頭台(ギロチン)へ。今世では断頭台から逃れるためにあらゆる手を打つ。基本自分ファーストで優秀な相手にはイエスマン。甘いものとお風呂とキノコに目がない。
白金色の髪、緑色がかった瞳を持ち、容姿はやや端麗。

アンヌ・リトシュタイン

ミーアの専属メイド。六人姉弟の長女。前世ではミーアを最後まで見捨てなかった一人で、今世でもミーアに最も信頼されている。ミーアの絶対的な味方。

ルードヴィッヒ・ヒューイット

優秀で毒舌な文官。前世では最後までミーアとともに帝国財政の立て直しに奮闘した。今世でも早々にミーアからスカウトされる。あらゆる勘違いのピースがぴたっとはまり、いまや立派なミーアエリート。

アベル・レムノ

レムノ王国の第二王子。剣の腕が重視されるレムノ王国で兄に負け続け腐っていたが、セントノエルでミーアに出会い今ではすっかり爽やかな青年に。ミーアと相思相愛。

シオン・ソール・サンクランド

大陸の強国、サンクランド王国の第一王子。天才でイケメン、神にいろいろ与えられたタイプ。サンクランドは公正と正義の国なので、前世では革命軍の指導者ティオーナとともにミーアを断頭台へと案内した。

キースウッド

サンクランド王国、シオン王子の従者。イケメンだし剣術も強い。が、作中では唯一ミーアがぽんこつであるという真相に近づきつつある苦労性。ミーアから発される「お料理会」「キノコ」というワードを聞くときっと胃が痛くなるはず。

ラフィーナ・オルカ・ヴェールガ

ヴェールガ公国の公爵令嬢であり、本物の聖女。セントノエル学園の生徒会長。公正を重んじており、容赦ないのでミーアもたまにびくびくしている。冷たい笑顔で怒ると獅子みが溢れてしまう。

ティオーナ・ルドルフォン

ティアムーン帝国の貴族令嬢。ルドルフォン辺土伯の長女。帝国革命時には革命軍をリーダーとして率い、シオンと協力してミーアを断頭台に祭り上げた。今世ではミーアの良きお友達。正義感が強い。

ディオン・アライア

帝国最強の剣士。前世でミーアを殺したミーアの天敵。最強すぎて味方でも怖い。合言葉は「ディオン・アライアよりまし。」

ミーアベル・ルーナ・ティアムーン

ミーアの孫娘。後のアンヌやエリス、ルードヴィッヒたちに育てられた生粋のミーアエリート。たんけんがく、ぼうけんがくが好きなちゃっかりもの。

こんな人におすすめ

アニメ化されている有名作品で、長編の割にはコミカルな文体でさくっと読めるのが魅力です。シリアスな展開が好きだからちょっと……という方、ただのコメディではなく物語としてのまさかの展開も含まれますので、文体が嫌いでなければぜひ。

  • 読み応えのある長編小説が読みたい
  • ライトに読めるコミカルな文体が好き
  • おばかなヒロインを楽しめる

感想

※一部ネタバレになる可能性がありますので、前情報なく読みたい方はこちらから

ティアムーン帝国物語 ~断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー~



天真爛漫な主人公、ミーア・ルーナ・ティアムーンが、2回目の人生で迫りくる断頭台(ギロチン)から逃げるべくあらゆる手を打って獅子奮迅。その中で、前世では気づけなかった人間関係を築き、様々な感情を知り、成長していく(とはいえ、ベースはミーアのまま。そこがいい)物語です。

ちなみにコミック版・アニメ版を見て、なんだかキャラデザが幼すぎるな……ともやもやしてたのですが、よく考えたら第一部のミーアは12歳くらい。それはまだ子供だよなぁと納得しました。アベルもシオンも、ここからもっとかっこよくなっていくと思うと楽しみです!

原作最新話までのネタバレ

さて、ここからはさらに原作小説の最新話まで触れていきますので、ネタバレNGの人はお戻りください!


第一部 断頭台の姫君では、やり直しに気付いたミーアがセントノエル学園で新たな関係性を築き、アベルの母国であるレムノ王国の革命を未然に防ぐ一幕が描かれます。ミーアはあくまで自分ファースト、断頭台から逃れるべく立ち回りますが、その結果がことごとく良い方向で裏目に出ます。すべての偶然が勝手にはまった結果、ミーアは「帝国の叡智」という大層な二つ名を手にします。

続く第二部、導(しるべ)の少女では、ついにこの世界を破滅へと導かんとする破壊者の集団『混沌の蛇(こんとんのへび)』の存在が明らかに。前世も含めて、様々な歴史的な事件の裏側にいて民衆をそそのかしていたのは彼らでした。ミーアたちは、混沌の蛇へ立ち向かうことを決意します。後半では、ティアムーン帝国初代皇帝の意思が明らかになり、「ティアムーン」という名前の由来も登場します。帝国初代皇帝アレクシスは、大切な人を理不尽に失い世界に復讐するために、蛇の考えに共感し、その理念を実現するために国を作ります。それこそが肥沃なる『三日月ムーン地帯』を『ティア』で染める国、すなわち「ティアムーン帝国」だったのでした。

第三部、月と星々の新たなる盟約では、新たにミーアが掲げる帝国のあるべき姿、「三日月をすべてのティア臣民の歓喜の涙ムーで染め上げる帝国」のために新たに皇女ミーアと、レッドムーン、イエロームーン、グリーンムーン、ブルームーンの四大侯爵家での盟約が結ばれます。かくして、ミーアは史上初の女帝への道を歩みだしたのでした。

第四部、その月の導く明日へ。冒頭ではかの有名な「パン・ケーキ宣言」が生まれます。「今日、食べるパンがなくて餓えた者がいるなら……、明日、あなたが楽しみに食べる予定だったケーキを出して一緒に食べなさい。」という名言が登場します。第四部では、各国を巻き込んで混沌の蛇との闘いがどんどん現実味を帯びてきます。ラストには少しシリアスで切ない別れも……。

第五部、皇女の休日。ここからは新たな主要メンバーとして、ミーアの祖母であるパティ(幼女)も加わりますますにぎやかになっていくミーア一行です。本章では、New時間軸から来たベルがもたらしたルードヴィッヒ先生による「時間揺らぎ論」により、いよいよミーアやベルの時間移動の謎についても切り込んでいきます。

第六部、馬夏(まなつ)の青星夜(よ)の満月夢(ゆめ)。ミーアの夏休みは、レッドムーン家ルヴィの婚約騒動を収めるための乗馬大会に始まり、ブルームーン家サフィアスの婚約者シューベルト侯爵家での混沌の蛇による毒殺未遂、その後ミーアの祖母であるパティの因縁の実家であるクラウジウス家で蛇の痕跡をたどり……と盛りだくさん。ミーア大活躍、そして夏休み遊んでもらえなかった自称親友たちエメラルダとラフィーナがちょっとしょんぼりです。

第七部 輝け! 黄金の海月の灯台では混沌の蛇の生き残りが逃げ落ちたガヌドス港湾国が舞台です。何やらガヌドスの国王にあやしい動きがある、まさか蛇の影響!?ということで、ミーアはまずガヌドスの姫オウラニアから仲を深める作戦に出ます。ガヌドスでは海洋民族ヴァイサリアンを隔離し奴隷のように使役していました。ヴァイサリアンは何やら蛇にも関係のある部族ということで、怨恨が残らないようにミーアは部族の開放を宣言し、いつも通りいい感じにまるく収めます。

第八部 第二次司教帝選挙~女神肖像画の謎を追え!~。舞台は宗教心に篤いヴェールガ公国の飛び地であるセントバレーヌ。この地域はヴェールガでありながら、商人の組合によって治められている特殊な地域です。ミーアを女神と称する肖像画がセントバレーヌから出回ったことに気付いたミーアたち。これは唯一の神を謳う中央正教会に喧嘩を売っているようなもの、すなわち世の中に混乱をもたらす蛇が好みそうな状況!ということで、ミーアたちは新たな生徒会メンバー、レアとリオネルとともにセントバレーヌへ向かうのでした。

そして現在、第九部 世界に示せ! ミーア学園の威光を!が連載中です。


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