「屋根裏部屋の公爵夫人」は無料で読める?原作なろう小説は?あらすじ/結末ネタバレあり

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今回は、なろう小説発で書籍化&コミカライズもされている「屋根裏部屋の公爵夫人」についてご紹介します。昔読んで好きだったので最近読み直したら面白かったので、ご紹介です!

※本サイトで紹介している商品・サービス等の外部リンクには、アフィリエイト広告が含まれる場合があります。

作品情報

原作あらすじ

 社交界デビューをしたばかりの伯爵令嬢オパールは、とある騒動からすっかり評判を落としてしまった。
 それでもオパールは意地悪な噂に負けることなく胸を張り、莫大な持参金目当ての求婚者たちを断り続けていた。
 二十歳になれば母方の祖母からの遺産を受け継ぎ、田舎でひっそりと暮らすつもりで。
 しかし、オパールにとって最後のシーズンにするつもりだったある日、借金を抱えた公爵ヒューバートとの結婚を父親から命じられる。
 また、ヒューバートはお金のために〝ふしだらな女〟に自分を身売りしなければならなくなったことで苛立ち、オパールに対し冷たく当たった。
 しかも、公爵邸の女主人の部屋には、屋敷の者たちから大切にされている〝天使〟までいて……。

なろう公式より引用

原作情報

作者:もり
ジャンル:異世界〔恋愛〕
ページ数:95ページ 305,486文字 

原作は、2017年から2022年まで小説家になろうで更新されていました。
95ページの作品なので、読み応えありつつ、1日で一気読みできるボリュームです。

書籍情報 ~屋根裏部屋の公爵夫人は全何巻?~

第一巻

屋根裏にいるオパールが表紙です。原作からもっと強め、キリッと美人を想像していましたが、キャラデザはかわいい中にも芯がある系ですね!


発売日: 2018/6/9
出版社:KADOKAWA
イラスト: アオイ 冬子

第二巻

2巻表紙はオパールとクロード!2巻ではオパールもいきいきしてますね!


発売日: 2018/12/10
出版社:KADOKAWA
イラスト: アオイ 冬子

第三巻

冒頭の「新しい土地でもまた屋根裏部屋に閉じ込められてしまう―!?」で笑いました。閉じ込められがち。


発売日: 2022/10/7
出版社:KADOKAWA
イラスト: アオイ 冬子、珠梨 やすゆき

第四巻

4巻からはなんと完全書き下ろし!イラストも変わって新章スタートです!


発売日: 2023/10/10
出版社:KADOKAW
イラスト:甘塩 コメコ
デザイン:アオイ 冬子

第五巻

最新刊です!オパールとジュリアンが描かれてます。


発売日: 2024/1/10
出版社:KADOKAWA
イラスト:甘塩 コメコ
デザイン:アオイ 冬子

コミック情報

第一巻

ノベライズともちょっと違う絵柄ですね!よりかわいらしい雰囲気です。


発売日: 2019/11/30
出版社:KADOKAWA B’s-LOG COMICS
原著:もり
著者:林 マキ
デザイン: アオイ 冬子

第二巻

ヒューバードに不正を訴えたときの顔が冷たすぎて…オパールこころつよい。


発売日: 2021/2/1
出版社:KADOKAWA B’s-LOG COMICS
原著:もり
著者:林 マキ
デザイン: アオイ 冬子

第三巻

オパールの策がうまくいって3年後。オパールも雰囲気がぐっと大人になりました。



発売日:2022/2/1
出版社:KADOKAWA B’s-LOG COMICS
原著:もり
著者:林 マキ
デザイン: アオイ 冬子

第四巻

オパールの物語も佳境ですね!毎回思うけど、ヒューバード性格はあれですが顔が良い。


発売日: 2022/12/27
出版社:KADOKAWA B’s-LOG COMICS
原著:もり
著者:林 マキ
デザイン: アオイ 冬子

第五巻

ここから新章です。オパールはクロードとともにタイセイ王国へと向かいます。


発売日: 2023/12/28
出版社:KADOKAWA B’s-LOG COMICS
原著:もり
著者:林 マキ
デザイン: アオイ 冬子





アニメ化は?

記事執筆現在(2024年6月)まだアニメ化は発表されていません。
人気作品なのでアニメ化してほしいです、期待。


「屋根裏部屋の公爵夫人」を無料で読むには?

Amebaマンガ

まだ使ってなければ、無料で新規会員登録したら最初の100冊は半額で買えます。
屋根裏~を5巻購入(3,350円)すると1,675円還元みたいな感じ。
なので、他のマンガも一緒に読むなら良さそうです!
(あと、大きな声では言えませんが、ブラウザなのでアプリで見れないTL・BL・メンズ作品も多いですwシークレットウィンドウでどうぞw)

ebook Japan

初回のログインで70%OFFクーポンもらえます!6回使えます。こっちのが安く買えるので、いったんこの作品だけ安く読みたい!という方はこっちのがいいかも。

pixivコミック

1話と31話しか読めませんでした(2024年6月時点)
見れるようになるタイミングもあるかも…?

LINEマンガ

コミックは話単位で3話まで無料、その後36話までは1日1話ずつなら0円で読めます!時間はかかるが結構読めます。
ちなみにノベライズも3話までは0円で読めます!

原作なろう小説

「小説家になろう」の原作は、現在後日談のみが無料で読めます。
本編・タイセイ王国編と数話の番外編が95ページ掲載されています。小説派ならこちらから読んでみて、気に入ったら書籍4巻以降の書下ろし買うとかもアリ。


「屋根裏部屋の公爵夫人」結末のネタバレあり・あらすじ

ここからは本編ネタバレあります!ご注意ください!


オパールはある夜会で男に襲われた挙げ句、実際には何もなかったのに世間から傷物の烙印を押され、望んでいた真剣な恋愛結婚ができなくなってしまいます。
20歳になったら自由になろう!と思っていた矢先、父から金目当ての男との結婚を命じられ、やむなくオパールの持参金目当ての公爵、ヒューバートと結婚することに。ヒューバードは過去に一瞬オパールがいいなと思った相手でしたが、今となってはそれも過去のはなしでした。

公爵邸にむかったオパールに向けられるのは、ヒューバードと使用人たちの冷たい視線でした。さらに話を聞くと、本来女主人が使うべき寝室には別の女性、ステラがいるとのこと。ステラは病弱がゆえにヒューバードに過保護にされて、公爵家の天使と呼ばれていたのです。使用人たちは、若きヒューバード公爵と天使ステラを引き裂く性悪女としてオパールを扱います。オパールは、自ら屋根裏部屋へ閉じこもることにしました。

オパールは屋根裏部屋での生活を続けながら、公爵領に向かい管理人オマーの横領に気付きます。証拠をもってヒューバートにそのことを指摘しますが、ヒューバードは公爵家の管理人を疑うとは!と激昂し、相手にされません。(このあたりからもうヒューバード本当に無能でいらいらします)
しかしオパールは諦めず、次の手を打つためヒューバートに無断で動き出します。

実家の伯爵家の領地に戻ったオパールを、幼馴染のクロードが訪ねてきました。クロードはオパールが結婚したことに戸惑いを見せ、オパールもこのとき自分がクロードに恋していたことに気づくのでした。しかし時すでに遅し。2人は、互いの幸せを願いながら別れます。

ある日、公爵家に来客がありました。オパールはヒューバードに誰が訪ねてきたのか聞きますが、あなたには関係ないと冷たくあしらわれてしまいます。その後馬車の音が聞こえ、訪問者が帰ったことがわかったオパールは一人涙を流すのでした。いったいこの涙のわけは……

その夜、オパールは珍しくヒューバード、ステラ、ノーサム夫人(ステラの母)と一緒に夕食をとると
話があると伝え使用人も含めて人を集めます。
「昨日より、このお屋敷はもちろん、公爵領地、領地にある領館などの公爵家の財産は全て私のものとなりました」オパールが告げた一言に、一気に混乱が巻き起こります。そんなはずはない!というヒューバードに伝えられたのは、先の来客が王宮の法務官であり、そのとき適当にサインしたのが公爵家の全権利をオパールに移譲する書類だったということでした。オパールは何度もヒューバードにチャンスを与えようとしましたが、ヒューバードはそのヒントをつかみ損ねたのでした。

オパールからの衝撃発言を受けて数日、ヒューバードは心を入れ替え、自分で資金を増やして公爵領を取り戻すべくがんばると伝えにきました。オパールはそれを受け入れ、自らは公爵領へと向かい領地の管理に精を出す日々が続きました。

3年後。ヒューバードは順調に土地を買い戻していました。病弱な天使だったステラは、別の医師に見てもらったことで病状も回復し、農村地帯にある小さな屋敷で暮らしているそうです。(ヒューバードは善意100%でやってるけどステラからしたら公爵邸から出たくなかっただろうな、と思います)

ある日、ヒューバードが侯爵領のオパールへ会いにきました。そして、まだオパール名義の土地も含めえて投資にぶっこんできたよ!ということを伝えます。本当、本質変わってない男だな…甘い…
この投資を失敗させるわけにはいかないオパールは、父にも投資を依頼しますが、すげなく断られます。オパールは長年の心労がたたり、倒れてしまうのでした。
オパールのもとにヒューバードが見舞いに来ると「新たな出資者が現れた」とにこやかに告げられます。新たな出資者ルーセル侯爵が現れたことで、オパールの父も投資をすることに。

そして4年後。
投資は成功し、無事鉄道が開通しました。それにより、ようやく公爵家のすべてをオパールから買い戻せることになったヒューバードは、改めてオパールに正式に結婚してほしいと告げます。オパールからすれば青天の霹靂。オパールはその申し出をお断りし、ヒューバードは離縁状をおいてその場を去ります。

オパールは、最後の別れを告げに公爵邸へと戻りました。そこにはオパールをにらみつける元公爵家の天使ステラが。オパールが使用人たちに別れを告げようとすると、使用人たちを解雇するのだと勘違いしたステラが盛大にかみついてきます。どうしてそんなひどいことするの!?とわめくステラに、オパールは自分が離縁して出ていくのだと伝え、今までで一番の笑顔で公爵家を去るのでした。

オパールは実家の伯爵領に戻り、木に登ってこしかけながらぼーっとしていました。
そこに現れたのは、ルーセル侯爵ことクロード。クロードはタイセイ王国に戻り、爵位を手にしていたのでした。クロードはオパールの手を取り、一緒にタイセイ王国へ行ってほしいと伝えます。ためらうオパールを口説き落とし、ついに二人はお互いの気持ちを確かめ合うのでした。


この後、タイセイ王国へ渡ったオパールとクロードの話はぜひ作品でお楽しみください!

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